【連載】野尻湖で10年。SUPを伝えてきて分かったこと|第3回/野尻湖SUPは泳げなくても大丈夫?初心者が安心して楽しむための安全ガイド
- ナチュランス Naturance

- 2 日前
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野尻湖SUPは泳げなくても大丈夫?
「SUPをやってみたいけれど、実は泳ぐのが苦手なんです。」
10年間、野尻湖でSUP体験を行ってきて、このご質問は本当によくいただきます。
結論からお伝えすると、
泳ぎが得意でなくても、安心してSUPを楽しんでいただけます。
もちろん、水の上で行うアクティビティですから、安全に対する意識はとても大切です。
だからこそ私たちは、「楽しむこと」と同じくらい「安全に楽しむこと」を大切にしています。
ライフジャケットは「泳ぐため」ではなく、「命を守るため」の道具です。
SUP体験では、必ずライフジャケットを着用していただきます。
ライフジャケットというと、「泳げない人が着るもの」というイメージを持つ方もいらっしゃいますが、本来の役割は少し違います。
ライフジャケットは、万が一水に入ってしまった場合でも浮力を確保し、呼吸ができる状態を保つための安全装備です。
体力を必要以上に使わず落ち着いて行動できるため、水への恐怖心を和らげる効果もあります。
SUPでは、もしバランスを崩して水に入ってしまっても、慌てる必要はありません。
まずは深呼吸をして落ち着き、ライフジャケットの浮力を感じながらボードにつかまることが大切です。
SUPボードは「大きな浮き具」でもあります
SUPボードは初心者が思っている以上に浮力があります。
そのため、水に入ったとしてもボードから離れずにつかまっていれば、安心してインストラクターのサポートを待つことができます。
私たちも講習の中で、
「落ちないこと」ではなく、
「もし落ちても慌てないこと」
をお伝えしています。
この考え方が、安全に楽しむための大切なポイントです。

野尻湖は遊泳禁止です
ここで、野尻湖について知っていただきたいことがあります。
野尻湖では、基本的に遊泳は禁止(特定の遊泳エリアではOK)されています。
「湖なのに泳げないの?」と思われる方もいるかもしれません。
その理由の一つは、野尻湖が全国的にもバスフィッシングで知られる湖であり、多くの動力船(エンジン船)が航行しているためです。
湖面では釣りを楽しむボートやガイド船などが行き交っています。
もし遊泳している人がいると、水面から見える体の部分が小さいため、船から気づかれにくく、重大な事故につながる危険性があります。
そのため、安全を守るためにも遊泳は禁止されています。
SUP体験は安全管理のもとで行っています
「遊泳禁止」と聞くと、SUPも危険なのではないかと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、SUP体験は遊泳とは異なります。
インストラクターが天候や風、湖面の状況を確認したうえで安全なエリアを選び、参加者全員がライフジャケットを着用して実施しています。
さらに、SUPではボードが常に自分のそばにあることが大切です。
ボードから離れて泳いだり、水遊びをする際にはボードから離れないことを基本としており、ナチュランスではそのようなルールのもとで体験を行っています。
SUPボードは移動するための道具であると同時に、自分の安全を支える大切な存在でもあります。
そのため、体験中はボードから離れないことを基本ルールとしてご案内しています。

安全があるからこそ、自然を楽しめる
私たちは10年間、多くの初心者の方をご案内してきました。
その中には、
「泳げないから心配でした。」
「水が苦手でした。」
という方もたくさんいらっしゃいました。
でも体験が終わる頃には、
「思っていたより安心でした。」
「またやってみたいです。」
そんな言葉をいただくことが少なくありません。
それは、安全対策をしっかり行ったうえで、無理をせず、一人ひとりのペースに合わせて体験していただいているからです。
SUPは、勇気を出して挑戦した先に、自然の素晴らしさや湖の静けさを感じられるアクティビティです。
だからこそ、安全を第一に考えながら、その時間を心から楽しんでいただきたいと私たちは考えています。
次回は、
「初めてのSUPで知っておきたい服装と持ち物」についてご紹介します。
季節ごとの服装のポイントや、「これがあると便利」という持ち物まで、初めての方にも分かりやすくお伝えします。



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