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森林火災

SDG's防災キャンプ

Disaster prevention camp with SDG's

いつ起こるともわからない自然災害に備え、キャンプ体験を通して『楽しみながら防災に備える』『生き抜く力を身につける』ことを目的とした活動です。

キャンプを日常の生活に取り入れ、無理なく、無駄なく持続可能な防災の形を広げていく『SDG's防災キャンプ』

​『アウトドアで子供たちの生きる力を養う!』

4つのSDG'sアクション

避難所宿泊・運営体験を通して、防災を自分達の身近な問題としてとらえ、未来を創るのは自分達自身であると自覚することを目的とした防災教育の推進

気候変動の中でも住み続けられる災害に強い街づくりの推進

 気候変動に対する「緩和」と「適応」として、豪雨災害対策や災害時の避難対策を進める

国や自治体だけでなく、地域社会や個人も協力して対応していくことが重要

​◆生き抜く力を育む

日本は災害大国で、天災を防ぐことはできません。

気候変動による台風や水害、地殻の構造上、地震自体を防ぐことは不可能であり、この数十年の間に、何度も様々な地区で水害や大地震を経験しました。

「首都直下地震」や「南海トラフ地震」など、同レベルかそれ以上の災害が発生することが予想されています。これからも、気候変動による大災害が発生することは疑いのないことです。

「もしも...その時」に役にたつと信じて、自身と大切な人のための「防災の日常化」が必要です。

災害を恐れるだけではなく、日々のライフスタイルに取り入れて自然に行動できるように備えましょう。そのためには、想像力・危機管理能力・行動力が必要です。

『SDG's防災キャンプ』で防災対策に本当に必要な「自分にあった対策」そして子供達が「生き抜く力」を経験を通して学ぶことができ、持続可能な防災対策の向上につなげていくことが大切です。

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学校のっこうていで

◆体験型アウトドア教育「アウトドアで子供達を育む」

アウトドアには色々な種類があり、その中でもキャンプは様々な「道具・知識・技術」を駆使して「自然の中で生活」することを目指した活動です。

自然の中で生活することは、災害発生時の避難生活に類似していることから、防災・減災力を高める学びとして注目されています。

 

防災教育を行う上で「自助・共助」というキーワードがよく使用されますが、防災キャンププログラムでも自助力の向上は重要なキーワードであり、自分自身の身を守るための学びを目的とし「自分の命や家族の命、周りにいる人の命を守る」新しい防災教育として「SDG's防災キャンプ」に様々な教育手法を組み合わせ「能動的・継続的に取り組める総合的な防災教育プログラム」の開発が重要です。

【防災教育プログラムの一環とした防災キャンプ】

近年頻発する様々な自然災害に対して、行政、民間を問わず、防災・減災に関する啓蒙・教育などの諸活動が盛んに行われています。「防災キャンプ」はキャンプの道具・知識・技術を活用し、被災時の生活に役立つ体験的な学びを得る手段として考えられた教育手法であり、様々な団体により日本各地で開催されています。

今後、長野県下でも防災キャンプをはじめとした防災教育プログラムの現状と課題を知る必要があり、各学校で防災に向けた取り組みの一環とした「防災キャンプ」実施に向け、教員・教師の方々への体験会(講習会)をお勧めしています。

子供達に初めてのキャンプ体験(活動)をする際に、普段から慣れ親しんでいる学校の校庭で行うことで、トイレや水場などの心配もなく安心してキャンプ体験を行えます。

学校の校庭は、災害時の避難場所として指定されていることを考慮すると、”いざ”という時に、「災害時に何をすればいいのか」「必要なものは何か」を考え、防災の具体的な行動にも繋げて行く事ができます。テントに泊まる、食事を作るといったことを災害時に初めてするのと、キャンプ体験で経験しているのでは大きく違うことも理由の一つです。

まずは『楽しく、安心して学ぶ』ことが大切ではないでしょうか。 学校での開催の場合、悪天候でも体育館を活用することができ、行事としての延期や中止を心配する事なく対応が可能であり、怪我をしてしまった場合など保健室を活用でき、水場、トイレなどの心配もなく体験活動をできることがメリットと考えます。

◆学校の校庭でキャンプ体験

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【キャンプ体験の効果】

普段とは違う環境の中で行うキャンプでは、楽しみながら『衣・食・住』を体験・体感でき、災害時でも役立つ知識や技術を学ぶ事ができます。楽しみながらキャンプ活動の経験を通じ『生きる力を身に付ける』効果が期待できます。

 

①自分のことは自分で決め、自分でする

普段の生活では体験できないことに直面し遭遇することで、色々な場面で自ら何かにチャレンジしたり、仲間を励ましたり、時には我慢したり、困難な状況を受け入れる力を付けてもらい、子供達の心の中に『自助・共助・公助』の精神が育まれて行きます。

 

②コミュニケーション能力

仲間や集団で行うキャンプ生活では、一緒になって楽しく遊ぶことはもちろんですが、自分と異なる意見の人たちと一緒に行動することで、話し合いをして何かを決めることなど、様々な交流や意見交 換の場面があり、個人のコミュニケーション能力、人間関係を向上させてくれる。

 

③環境意識・自然認識力の向上

自然の中へ出かけて行くキャンプ体験では、自然や地域での暮らしと直接触れ合うこと活動も多く、これらの活動を通して、環境意識や自然認識力が養われて行きます。

【教員・教師を対象とした防災キャンプ実施に向けて】

先ずは、教員・教師の方々を対象としたキャンプ体験を行うことで、実施に向けたシュミレーションができ、各学年に適した『防災教育プログラムとしての防災キャンプ』の開発に向けた指針を探ることができます。

キャンプに必要な道具は全て揃っているので、最低限の装備でキャンプ体験を実施できます。また、学校の校庭を活用することで余分な出費を削減でき、キャンプ道具の扱い方・知識・技術を習得していただけます。

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 【教員・教師向け防災キャンプ実施概要】

◆日程:1泊2日(土・日曜日、又は金・土曜日)(夏休み期間中など)

   ※1泊2日での実施が好ましいが、日帰り(1日)での実施も可能です。ご相談ください。

◆開催場所:学校の校庭(雨天時には体育館を利用)

◆料金及び対応人数:¥110,000~(税込)/~10名まで(10名参加で1人あたり¥11,000) 

※2022年4月以降から上記料金に改定。

※料金にはキャンプ道具一式レンタル料金並びに消耗品代・指導料・講習代・保険代・食事代(夕・朝)が含まれます。

◆実施内容により資料制作費・コーディネート料が掛かります。​¥20,000〜

内容:主旨及び実施要綱の説明・役割分担について・タイムスケジュールの確認・テントやタープの設営と必要なロープワーク・各道具の扱い方・防災食を利用した食事・ワークショップの考案など

 

【スケジュール参考例】

◆1日目

13:00  集合(出欠の確認、感染症対策として検温・体調報告など)

13:15  主旨及び実施概要の説明、タイムスケジュールの確認

13:30  災害に対する知識・対策について(身近な危険・防災リテラシー・もしも…その時)

14:45  休憩

15:00  キャンプワークショップ(テントやタープ設営・必要なロープワーク・道具の取扱い

    方・火起こしなど)

    *合間を見て各自にてトイレ・休憩を行って下さい。

17:30  夕食準備(キャンプ道具を使って・防災食について・ビニール袋で炊飯など)

18:30  夕食、夕食終了後は各自にて片付け

20:00  焚き火を囲んで振り返り(課題や提案を話し合う)

22:00  就寝

 

◆2日目

06:30  起床

07:00  ストレッチ体操(エコノミー症候群対策)

07:30  朝食準備・朝食(キャンプ道具を使って)

09:00  災害に対する知識・対策について(避難行動・防災生活・被災生活)

10:30  撤収準備開始

11:30  解散

​【地域の自治体・子ども会・PTAに向けて】

近年頻発する様々な自然災害に対して、行政、民間を問わず、防災・減災に関する啓蒙・教育などの諸活動が盛んに行われています。「防災キャンプ」はキャンプの道具・知識・技術を活用し、被災時の生活に役立つ体験的な学びを得る手段として考えられた手法であり、様々な団体により日本各地で開催されています。

子どもの社会性や人間性の育成を図る上で重要な身近な地域における体験活動等の機会が減 少していると言われており、家庭や地域などに向けて子どもの体験活動の意義や実施促進について理解を求め、普及啓発に取り組むとともに、防災教育の観点に立った子どもの体験活動として、「防災キャ ンプ」を推進いたします。

防災キャンプでは各地域において想定される災害や被災時の対応の理解、学校や地域の公民館を避難場所と想定した生活体験などの防災プログラムです。

地域住民をはじめ地域の関係団体・学校・行政が一体となって参画することで、子供や保護者、地域の住民に対して被災時の「自助・共助」について実践的な防災の機会を提供できます。子供の体験活動を支える地域の大人同士のつながりを強め、地域の教育力・防災力を高める効果も期待できます。

2021年 防災キャンプ&防災フェス

​昨年、須坂市の百々川緑地公園で開催された防災キャンプ&防災フェスの模様です。

​お問合せ

Call:​090-1401-9414

送信ありがとうございました

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