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執筆者の写真ナチュランス Naturance

【連載記事】「はじめてのスプリットボード体験」第3回:スプリットボード購入前のチェックポイント。初心者と女性におすすめの選び方

スプリットボードの魅力を実際に体験した後、「自分の板を持ちたい」と考える方も多いでしょう。しかし、購入を決める前にはいくつかの重要なポイントを押さえておくことが必要です。今回は、初心者や女性が特に注意すべき点や、おすすめのモデルについて詳しく解説します。また、レンタルと比較してのメリットも紹介し、初めての購入に役立つ情報をお届けします。

 

目次

  1. 1.スプリットボードの選び方の基本

    • 初心者が重視すべきスペック

    • 女性向けに特化したモデルの特徴

  2. 購入前のチェックポイント

    • 板の長さと形状

    • バインディングの互換性とフィット感

    • 重さと素材の違い

  3. お試しからステップアップへ

    • レンタルと購入のメリット・デメリット

    • 長く楽しむためのメンテナンス方法


 

1. スプリットボードの選び方の基本/初心者が重視すべきスペック

スプリットボードにはさまざまなモデルがありますが、初心者が重視すべきポイントは次の3つです。


  • 板の形状(キャンバー、ロッカー、フラット)

    • キャンバー:滑りの安定感があり、しっかりとしたエッジグリップが得られる。硬めの雪やアイスバーンでの操作性が高い。


    • ロッカー:浮力があり、パウダーでの浮きやすさが特徴。初心者やパウダー好きの方におすすめ。


    • フラット:キャンバーとロッカーの中間で、バランスの良い性能を持つ。オールラウンドに使いたい方に適している。


  • 長さ

    • 体重や身長に合わせて選びます。一般的には身長から10〜15cmほど短いものが推奨されます。女性は、扱いやすさを重視して少し短めのモデルを選ぶと良いでしょう。


  • フレックス(硬さ)

    • 柔らかめのフレックスは扱いやすく、初心者向きです。特に女性向けには軽量で柔らかいモデルが多く、コントロールがしやすくなっています。



画像:KORUA Shapes/DART SPRIT


▪︎女性向けに特化したモデルの特徴

最近では、女性専用のスプリットボードも増えてきています。これらは、女性の体力やフィジカルに合わせて軽量化されているだけでなく、デザインやカラーも豊富です。以下のポイントを押さえて選ぶと良いでしょう。

  • 軽量設計:長時間のツアーでも疲れにくい。

  • フィット感:バインディングが足にフィットしやすい小さめのサイズ設定。

  • 操作性:柔らかいフレックスで、エッジのコントロールがしやすい。


 

2. 購入前のチェックポイント/板の長さと形状

スプリットボードの選び方で重要なのは、自分のスタイルに合った形状と長さを見極めることです。

  • フリーライド向け:長めのボードはスピードと安定性があり、急斜面やパウダーに適しています。

  • オールマウンテン向け:短めで軽量なボードは操作しやすく、初めてのバックカントリーでも安心です。


バインディングの交換生とフィット感

バインディングの選び方も重要です。スプリットボード専用のバインディングは、通常のバインディングと異なり、スキーとボードを切り替えるシステムが特徴です。以下のポイントを確認しましょう。

  • 互換性:購入予定のボードに対応するバインディングかを確認。

  • フィット感:ブーツとの相性も重要なので、試着してから決めるのがおすすめです。


重さと素材の違い

スプリットボードは一般的に軽量な素材が使用されていますが、モデルによって重さが異なります。特に女性は、軽さを重視すると体力の消耗を抑えられます。

  • カーボン素材:軽量で強度が高いが、価格が高め。

  • グラスファイバー素材:適度な軽さと耐久性があり、コストパフォーマンスが良い。


画像:KORUA Shapes/ESCALATOR SPLIT PLUS

究極的に軽いスプリットボードはバックカントリーで長い距離ハイクアップするには最適なボード


 

3. お試しからステップアップへ

レンタルと購入のメリット・デメリット

まずはレンタルから始めてみるのも一つの手です。レンタルと購入の違いを知って、どちらが自分に合っているかを見極めましょう。


  • レンタルのメリット

    • 初期費用がかからない。

    • 新しいモデルを試せる。

    • 初心者でも気軽に始められる。


  • 購入のメリット

    • 自分専用の装備でフィット感が良い。

    • 好みのカスタマイズができる。

    • 長期的に見るとコストパフォーマンスが高い。


長く楽しむためのメンテナンス方法

スプリットボードはメンテナンスをしっかり行うことで、長く使えます。定期的なワックスがけやエッジの調整、ビスの緩みチェックを行いましょう。特にバックカントリーは厳しい環境なので、トラブルを防ぐためにも事前の準備が重要です。


 

まとめ

スプリットボードの購入は、初心者にとってハードルが高いように感じるかもしれません。しかし、基本的なチェックポイントを押さえれば、自分にぴったりの一枚を見つけることができます。特に女性向けの軽量で操作性の良いモデルは、快適なバックカントリー体験をサポートしてくれます。購入前には、レンタルで試してみたり、実際に店舗で相談したりして、自分に合う板を見つけてください。


ナチュランスでは、KORUA Shapesのスプリットボードのレンタルを行い、バックカントリーツアーへご参加いただけます。初めての方や購入を検討されている方に最適な機会で、レンタルを通じて実際の使用感や性能を体験することができます。ガイドが案内するツアーで、安全にスプリットボードの魅力をお楽しみください。装備の準備もサポートいたしますので、初めての方でも安心してご参加いただけます。まずは体験から始めてみませんか?


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